「水前寺のり」「水前寺モヤシ」と並び水前寺三大名物
と伝えられており、水前寺の茶席で茶花としてよく用いられていたという
「高級感」と高い栄養価を持つ野菜。
水前寺周辺の湧き水で栽培され、香りと色合いがよく、
熊本の春の味覚を満喫させる風味と食欲増進の効果を持つ
春の七草のひとつとされる季節野菜。
”名を上げる”との言われがある縁起物の野菜であり、細川家や京都との縁や
旬の季節感を感じさせる熊本固有の正月野菜。
明治時代より自家採種されてきたもので、品種は九条ねぎ系統の葉ネギなので、
白ネギと比較すると柔らかで甘みのある野菜。
「ひともじのぐるぐる」という有名な郷土料理に代表されるように、現在も一般的に
熊本で親しまれている春先が旬の熊本在来の季節野菜。